別室や保健室で不登校を対処する

別室や保健室で不登校を対処する

学校に通う子ども

別室登校や保健室登校をしなければならない子どもがいます。不登校や心のトラブルが原因で児童精神科を訪れる子どもは増加しています。主な症状としては、落ち着きが無い・衝動性・興奮しやすい・集中力の欠如などのADHD傾向や言葉の遅れ・吃音など言語に関するトラブル・反応性アタッチメント障害・脱抑制型対人交流障害・集団に適応できない・コミュニケーションへの抵抗や緊張(場面緘黙)・不登校や引きこもりなどです。

 

発達障害の子どもは、数十年前までは「忘れ物が多い子」「ものを失くしてしまう子」「育てにくい子」「扱いにくい子」「変わった子」「親や先生によく叱られる子」と見過ごされてきた存在です。

 

そういった子たちの二次障害として学校に行きたがらなかったり学校に行けない不登校などの症状があらわれることも多いようです。不登校は、心の病というより心理的なトラブルが要因です。でも何がきっかけだった、何が原因だった、誰のせいで・・ときっかけや原因を追求しても意味がありません。学校でどんなことがあったか何があったか執拗に子どもを問い詰めてはいけません。もちろん自分の育て方や躾のせいと自分を責めないでください。過去は変えられないですし、お母さんが自分自身を責めても仕方のない問題だからです。何かきっかけとなる原因をとりのぞいたとしても心をこじらせているときは、今すぐに不登校問題が解決するわけではありません。

 

不登校になる前の学校行き渋りなら、塾や習い事を休ませて休養させましょう。別室登校や、保健室登校でも担任や養護教諭と相談しながら今の段階で無理なく学校に来られる方法を考えてい決きましょう。


欠席が続いた時の対処法

保健室や別室でも登校さえしてくれたら!!と不登校の親は、思います。だけど心をこじらせてしまい休みが長期化してしまうこともあります。私は、自分の子供が学校を行き渋ったとき「学校に行かないと勉強が遅れてしまう!」「高校にも行けなくなる」「高校に入学しないと、社会人になっても引きこもるよ」!と散々言ってしまいました。しかし毎日学校に通うこともなくなると中学校の話をすると不機嫌になってしまうので腫れ物に触るように扱ってしまいました。気持ちの中では、一刻もはやく学校に行って欲しいと思うあまり無言のプレッシャーをかけてしまったのです。

 

相談窓口

 

子どもを支える相談窓口は、どこでも構いません。学校の担任の先生と相性が悪いと思うなら養護教諭でも他の先生でも相談しやすい場所に出向いていくか、電話で相談にのってもらいましょう。子どもの状態によっては、、学校にとらわれずフリースクールを選択肢に加えます。回り道になりますが子どもが先に進めるきっかけとなることもあります。

親ですべてが決まるわけではない

子どもの心の問題は、親の責任ばかりではありません。私は、シングルマザーで母子家庭(環境)が原因だと思っていました。下の息子には、経済状況が悪かったとき「お前のせいなんだよ」と言ったことがあります。さすがに経済状況だけは、どうしても仕方ありません。母子家庭は、母親が父親代わりもしなければいけないし親子や姉弟の関係性です。

 

 

育て方が悪かったの?私の躾のせいなの?と自分を責めたこともありました。

通知表の成績は、オール5。成績表の点数を「自慢した」ととられクラスメートから反感を買い不登校になった子がいました。女の子どうしの妬みでイジメのターゲットになってしまったのです。ストレスで円形脱毛症になり保健室登校や別室登校を続けてきました。しかし家では過食嘔吐を繰り返しかなり壮絶だったそうです。優秀な子だったので授業に出られなくても自宅学習で定期テストの成績は、トップクラス。中学卒業後は、進学校に入学。無事高校を卒業するときは、学校1の成績で卒業生を代表し答辞を読み上げました。卒業後は、国公立の大学に進学しています。過食嘔吐は背景に不安や心の問題があります。少し回り道をしたけれど前に進んでいける子も少なくありません。

 

私が 参考にしたのは、→ 「伊藤幸弘・不登校ひきこもり解決DVD」

テストや試験のときはどうする?

中学校の中間テストや期末テストは、別室で受けることができます。しかし受験は、定期テストと違って原則周りの子と一緒に試験を受けなければいけません。

 

受験要項には『身体障害者等の受験特別措置』や『出願後の不慮の事故による負傷者等の受験特別措置』として『試験中の発病又は用便等やむを得ない場合には、手を挙げて監督者の指示に従ってください。ただし、一時退室が認められた場合でも、試験室以外での受験はできません。また、一時退室した場合の試験時間の延長も認められません。』と記されています。別室で試験を受けることは不可能なのです。授業を受けていなくても家庭教師や自宅学習で平均以上の子もいるし、昼夜逆転してしまい平均点以下の子もいます。

 

学校に行けば嫌でも、1日中、授業をうけなければいけません。宿題も出たら期限までに提出しなければいけません。しかし不登校で家にいると勉強したい時にして勉強したくない時間は、しないので学校で過ごしていない分、学習時間が少なくなります。

 

保健室や別室登校で与えられた課題をこなす・テストを受ける・提出物を提出していれば成績がつきますが、学校にも通っていないと成績表は「評価なし」「※」「/線」「白紙」で戻ってきます。もともとの能力が高くコミニケーションが苦手で不登校になってしまった子は、テストで高得点がとれることもあるのでせめてテストだけでも提出物だけでも出したほうが良いです。