追い詰められる子どもたち執拗なネットいじめ悪質で巧妙なラインいじめ

ネットやラインが絡む子世代のいじめ

親世代が、小中高のいじめといえば仲間はずれや無視、子どもたちのいじめが陰湿なのは、ネットが絡んでくる点です。そして高校・中学・小学生と低年齢化しているのも最近の特徴です。いじめ問題が勃発したことがあります。

 

「うちの子が仲間はずれにされた!」「無視されている」と若いお母さんが怒鳴り込んできたのです。小学校の高学年にもなって親が子供に対して「仲間はずれになっている!ぞうして無視するのか?」と若いお母さんが怒鳴り込んでこられたようです。しかし仲間はずれの原因や理由を考えようとしないので一方的に怒鳴り散らすだけで被害者側の話ししかされなかったようです。しかし周りの子供たちも他の親たちも先生方もわがままだったその子が仲間はずれにされている理由はわかっていました。こういうときは、一呼吸おいて冷静に対処しなければいけないのですが頭に血がのぼって見境ない行動をとってしまったようです。翌日子供たちのグループラインを見ると仲間はずれにされた子の誹謗中傷ばかりで仲間はずれが深刻化しました。今はiPad、タブレット、スマホなどで誰でも簡単に写真や動画をネットに拡散さ
せることができます。

 

リアルないじめとネット(SNS)のいじめは連動しています。

 

子供が仲間外れにはされたとき親としてできることは、子ども自身が解決できるように一緒に糸口を探すことと子供の100%味方になるということです。自分の子供が仲間はずれにされているという真実は、親も認めたくないことだし信じたくないことかもしれません。

 

原因を探るといっても誰かを非難したり白黒ハッキリさせたり犯人探しのようなことをすると上手く生きません。仲間はずれにしているとされている家に押しかけていったりその子を追求したら逆効果です。とにかく非があるなしにかかわらず、まずは親の友達や先生に(年齢問わず)何人かにどのような対処方があるのか相談することからはじめます。

 

 

 

ラインのグループ外し(グループに招待しない)

LINEは、複数のグループを作ることが出来ます。同じ仲良しグループだと思っていたらAをグループとBグループが存在していて自分が存在していない方で会話が盛り上がっていたり自分の悪口を書かれてしまうのはよくある話しです。

 

学校内のいじめは、目や感情や空気で伝染します。保護者や先生がわからないところでコッソリ浸透します。クラスの頭の良いリーダー格は、自分の好きな子や扱いやすい子を周囲に従えます。リーダー格に従っている子は、必ずしもリーダーにしたがっているわけではありませんが反発すると自分がいじめに合うので仕方なく合わせています。

 

リーダー格は、うざい子を修学旅行の班に入れません。長時間のバスの移動は、格下のクラスメートに嫌われ者(一緒にいても楽しくない子)をあてがいます。クラスの誰もリーダーには、逆らえません。仲良しグループは、スクールカーストの上にいるので一見するとクラスのリーダー的存在で担任かたも信用されているのでたちが悪い。

 

無視している子を蚊帳の外にしてもお構いなしなのは、リアルなクラス内だけでなくラインにも連動します。リーダー格は、お気に入りを必要以上に持ち上げて、嫌いな子に対してはあからさまに態度を変えます。

 

グループラインで一緒の「いつメン」は、だいたい5〜6人のグループなので一緒に遊んだりします。しかしグループに入れてもらえない子は、誰からも誘われず孤独になります。グループラインには、最初から招待してもらえない場合とグループ内でKY発言をしてしまいハブられるどちらかです。リアルな実生活の中で無理してグループに入ろうとすれば入ろうとするだけ必要以上に嫌われます。この手のいじめは、小学校高学年の男子にも女子にもよくあることです。男子はわかりやすく無視や仲間はずれをして女子は、先生や保護者からコッソリ見えないようにやります。

 

グループライン

クラスのグループに誰も招待しない、あるアーティストのファンのグループを作り盛り上がる、気に入らないやつがいたらKS(既読スルー)する、グループに存在したら存在したで「お誘い」を断ってばかりいると陰口をいわれるようになります。やっかいなのは、これといった理由がないことなんですね。「なんとなく」「いじめ「なんとなく」「無視」が多いのです。

 

最初は、クラスや部活や仲良しそれぞれのラインに属していますがひとたびラインでKY発言や勘違い発言をすると誤解されたままいじめに発展します。集団のラインは、スタンプや発言に気を使わなければいけません。お手軽なコミュニケーションツールなだけに個別の相手に送るメッセージをグループラインに投稿してしまったりするんですね。リアルに話したりして関係を修復するのが苦手な現代の子供たちは、文字をそのまま受け止め修復できる能力を持っていません。露骨に「ボッチ」にして退会せざるを得ない状況にします。

 

グループライン

 

 

仲良しのグループにハブられてもクラスのグループ、部活のグループに存在しているならまだ良いのですが、クラス、部活、仲良しすべてのグループからハブられることもあります。

グループライン

 

 

ハブられた子は、自分でグループから退会することもあるし執拗に嫌な書き込みをされてメンバーの1人から削除(退会)されます。削除機能は、誰でも行えます。だいたいは、 「空気が読めない」子がハブられたりするようですが悪ふざけの延長からライン外しをして排除するのは、よくある話なのです。うちには、3人の子供がいますが上の子のときは、グループラインなどを活用するようになったのは高校でスマホを使うようなってからです。クラスのグループ、部活のグループ(先輩後輩全員)、部活の学年のグループ(同級生だけ)クラスのグループには仲良しグループと使い分けていました。周囲に気を使う性格でしたがスマホを持ったばかりで本人は楽しんでいたようですが掲載した写真がふざけていると先輩に叱られたこともあったようです。先輩後輩全員が見るラインで部長を誰にするか決めるときも「あっちをたてればこっちが立たず」悩んでいました。卒業間際、一人のわがままの女子の嘘に翻弄されたこともありました。

 

ラインもメールもケータイもなかった私たち親世代とは、考えられないぐらいに複雑化しています。真ん中の子は高校に入学すると同時にiPhone世代です。やはり同じようにクラスのライン、部活のライン、地元の仲良しグループと使い分けていましたが同級生の男子の1人から「うちの子ハブられてる」とハブられて子の親から相談されたことがあります。そして下の子は、小学生ですがiPad で「いつメン(いつものメンバー」と仲良しメンバーを分けています。

いじめられる。仲間はずれにされる原因を探っても意味がない

低学年の頃は友達が多かったのに高学年になりハブられるような子には以下のような例があります。低学年のころからキレやすい子、泣いて自分の意見を押し通そうとする子、ワガママな子は、各クラス1人は存在します。中間子や末子は揉めるのが嫌でガマンしながらやり過ごそうとすることが多いようです。周囲が合わせたりガマンすることで成り立っていた友達関係も成長するにつれ意見の食い違いがでてきます。高学年になると仲良しの友達は、親友へと移り変わっていきます。合わない子とは、距離ができてしまいます。

 

リアルないじめがラインいじめに移行

リアルな距離感は、あっというまにネットいじめへとつながります。ネットいじめが原因で自殺者が出るとお通夜の席で「お通夜なう」と投稿するという非常識な事例も発生しています。精神的に傷つくことを書き込むだけでなく局部を撮影しその映像を公開し晒しものにします。

 

ラインでは、グループとは別に個々でやりとりもできるのでうざいやつキモい奴は、すぐにハブられます。グループラインでは1対複数でのいじめになります。既読無視からはじまり最終的にグループラインから追放されます。いじめられた側の保護者がいち早く気づきスクリーンショットなどで撮影していれば証拠が残ります。しかし本人が消してしまえば大人の目にふれない巧妙な手口で執拗にいじめられます。多感な時期の子どもたちは追い詰められ自殺を示唆したり実際に自殺してしまう事例も発生しています。

 

いじめを苦に自殺した同級生のところに教員がきてライン履歴を消すように指示した事例も発生しています。書いている側は、軽い気持ちで投稿しているのに対し当事者は深刻に悩み追い詰められます。

 

悪質で巧妙、すぐにエスカレートするのがラインいじめなのです。10年程前はネットいじめといったらプロフやブログ・メールが中心でした。しかし今は、ラインいじめは低年齢化しており