兄弟姉妹で比較で劣等感を爆発させる思春期

兄は優秀弟はダメな子、強い劣等感は思春期に爆発しやすい

兄弟

兄は優秀弟はダメな子、姉は不細工妹は美人。同性の兄弟姉妹は、学力や運動能力で常に比較されます。姉妹は、見た目・・美人とかカワイイで比較されます。兄弟姉妹どちらか1人がスポーツ万能でどちらか1人が優等生のことが多いです。

 

二人とも優秀で運動神経抜群で容姿端麗ということはありません。遺伝は、残酷です。兄弟でも性格も運動神経も異なります。不器用で親のいうことを聞かない子、学校にも休みがちで友達も少ない子、一方は、クラスの人気者で勉強もスポーツもできるということはよく聞く話です。別々の人間ですが兄弟というだけで「兄さん(弟は)はすごかったよ」と親も先生も比較して優劣をつけます。

 

一方は優越感を持ちますが一方はコンプレックスを抱えます。自分の評価に対して敏感になるのは小学校高学年から中学生にかけてです。学年別に見ても中学1年生〜中学3年生で不登校になる子は、急増します。

 


自尊心が傷つきやすい年齢だからこそ自分の才能や能力に見切りをつけます。個性が自分の強みとは考えられず周りの評価を気にしやすい年齢だといえます。女子は、容姿(太っている痩せている)ということにコンプレックスをいだきやすく体型が太っているというだけで自己評価を下げてしまいます。男子は、女子のように見た目を極端に気にすることはありませんが運動神経や筋力など能力の部分で自尊心のレベルを下げてしまいます。他人の言った言葉(おしゃべり)・からかいや中傷の影響も強く受ける年代です。

 

10代の男子は女子よりも自尊心が低い状態なのに周りから低い評価をもたらすと自尊心は女子以上に傷つきます。女子よりも男子のほうが繊細で自尊心の低下は破壊的な行動につながります。男女ともに言えることは、本人の価値を周囲が評価することでモチベーションにつながります。難しい年齢だからこそ小さい子のように褒めれば良いというわけではありません。

 

中学生になると学校に行き渋る子が増えます。保健室登校や不登校や引きこもる子も増加します。思春期は自尊心が変動しやすく母親や周囲から比較され続けた子は強い劣等感を持ち、思春期の時期に爆発させます

 

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手のかからない子供だったのに・・

兄弟

小さいころから泣いたりやんちゃを言ったりわめいたりぐずぐずいったことがないききわけの良い子だったのに・・中学受験を機に 昼夜逆転生活が始まりました。受験勉強で遅くまで起きていたのがずるずると朝起きられない生活に変わります。

 

不機嫌で常にイライラしていたのは志望中学に入れなかったから。公立中学に通うことは本人にとって屈辱だったようです。幼少期のころから夫は浮気(不倫)をし朝帰りも日常的でした。そのたびに夫婦は揉めて助け舟のように夫の父親が間を取り持っていました。そして手のかからなかった子供がぽつりと言った言葉は「お父さんみたいになりたくないお母さんみたいな結婚をしたくないいつもおじいちゃんがあらわれて解決しているように見えても何も変わってない・・2人を見ているともめごとにかかわりたくなかった」と口に出しました。

 

母親は、それまで聞き分けがよく手のかからない子供だと思っていたのに・・自分たちのもめごとに巻き込んでいたのだと考えさせられました。

 

幼少期の親子間の問題が思春期になって不登校(学校に行きたいのにいけないなど)として現れます。しかし不登校は、わがままや自分への甘えではなく、ほとんどが親子関係の問題です。だから親子関係を、見つめなおし修復が必要です。手がかからない子どもは、「楽な子」とこれまでの小さな問題を軽視されている傾向が強く放任主義だったケースも多いようです。しかし子どもの中には、「認めてほしい」「理解されたい」気持ちが無いわけではありません。同様に過保護、過干渉、過度の期待、条件付の愛、躾の名の下の虐待、体罰も同じです。必要な時に必要な事をしてもらえなかった潜在意識が働き思春期以降行動になって現れるのです。傷つき悩んでいるのは、母親(保護者)だけで無く本人なのです。

 

私の経験上子どもの気持ちに寄り添えるかどうか?が鍵を握ると思っています。

 

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母親が手を出し過ぎて失敗(過干渉)

書道コンテスト版画コンテスト編み物コンテスト夏休みの料理コンテストマラソン大会百人一首大会体育祭部活ノートまとめすべてにおいて努力家のAさん。先生からの評価はすべて+Aでした。
Aさんの母親は、教育熱心で書道コンテンストの前日は、Aさんに猛特訓させました。編み物コンテストでは、人とは変わった毛糸を準備し難しい編み方を教え提出させました。夏休みの料理コンテンストでは、お母さんがプロ級の料理を作り料理本さながら美しい写真を添えて提出していました。マラソン大会に向けて自転車でAさんと併走していました。

 

 

母親は、娘のために尽力し Aさんも結果を残してきました。もともと高い集中力を持ち真面目なAさんは習い事やおけいこごとで忙しくても学校の提出物を忘れたり期日を過ぎるようなことはりませんでした。先生もクラスメートも認める優等生でした。しかしAさんは、母親から評価されないと感じるようになりました。3つ下の出来の悪い弟は少し努力しただけでも母親は、べた褒めします。もともと出来が良いAさんは、何でも当たり前だったのです。「私だって頑張っているのに」そう思ってもAさんの気持ちは、お母さんには伝わりませんでした。

 

成績は、常にオール5なのに優等生のAさんは、恋ばなも芸能人の話や流行の話も男の子の話にもついていけてないと感じるようになりました。「中学校に行きたくない中学を休んだら(すでに不登校の)Bのように悪口を言われ浮いた存在になる」そう思うようになっていました。しかし修学旅行が終わりAさんは学校を行きしぶりはじっめました。

 

教育熱心なお母さんは、Aさんの気持ちに寄り添う相性の良いカウンセラーを見つけ出しました。不登校カウンセラーは、1時間で6000円(親子一緒だと1時間1万円)もかかります。最初に親子二人で相談に行き1時間半かかったので1万5000円の請求が来ました。

 

不登校の心の闇は、何年も積み重ねてきたものなのですぐに治るわけではありません。Aさんの状態が悪く遅刻やキャンセルをすることもあったので金銭的におおきな負担でしたが3年近く通ったようです。カウンセラーに相談しながら「どうして学校にいけなくなってしまったか」原因を追求しようとしていたお母さんは、娘に期待し手を出し過ぎたために娘の自立を自分が妨げてしまったことに気づきました。

 

幼少期と違って煮詰まっている思春期の心の中。しだいにAさんの本質や本音を理解し認めるようになっていくことでAさんも目標や目的を持った生活を送るようになっていきました。高校も通えず進路に対して悲観的になっていましたが無事大検に合格し 将来への道が見えてきました。

 

不登校になってしまった中学から高校にかけての日々は、取り戻すことができません。娘を不登校にしてしまった子育てを顧みながら社会に一歩前進できたAさんを少し離れて見守ることが大切と話してくださった姿が印象的でした。兄弟姉妹というのは、同じように育てているつもりでも子どもの感じ方は違うので扱いが難しいものですよね?

 

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兄弟全員不登校という家も珍しくありません

私の周りでは兄弟姉妹二人ともが不登校の家庭は、少ないです。でも実際には、兄が不登校で下の子が「お兄(姉)ちゃんだけ休むなんてズルい」と言ったり親の不安は、家族にも影響します。

 

兄弟姉妹みんな不登校になるのは珍しくありません。1人でも不登校の子がいると世間では、親の教育や家庭に問題があると思い母親に対して無神経なことをいってくるし。「大変だね大丈夫?」と言いながら根掘り葉掘りいろいろなことを聞き出そうとします。

 

ふたりも学校に通えないとしたら親の責任(特に母親)が100%悪いと言われるので母親も追い込まれます。別室登校でも保健室登校でも特別支援学級でも本人が居場所さえ見つけてくれれば兄弟姉妹の誰かの連鎖反応で学校にいけなくなるということはありません。

 

親を責めても解決しないのに不登校児がいる家庭に対して周りのアドバイスは無神経なことが多いです。母親も追い込まれているから家で子どもがキレると「あんたなんか生まれなきゃ良かった」「育て方失敗したわ」「戸塚ヨットスクールに入ればいい」「精神病院に入った方がいい」「暴力をふるうなら警察を呼ぶから」と陰湿な言葉で子どもを追い込んでしまいます。私だけでしょうかね?笑。