スクールカウンセラーや担任で解決できなかったら不登校支援センターに相談

授業の遅れは、取り戻せる

小学校、中学校、高校の不登校を解決する 不登校支援センター

小学校 中学校 高校で学校に行けない子を支援する不登校支援センターがあります。東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・仙台・広島・沖縄の8支部にカウンセラーが在籍し医療機関との連携や学業支援・社会適応にむけた支援を行っています。

 

子供が学校にいけなくなると親は、直接のきっかけや原因を探ろうとします。しかし心をこじらせている子供は、ストレスとなる原因を取り除いてもすぐに登校できるようになるわけではありません。

 

病名や診断名がついても直接解決の糸口が見つからないものです。でも親として子供のために何をしてあげたい、どうしたら良いのだろう、家庭での療育や学校での支援(担任・養護教諭・スクールカウンセラー)では問題が解決しないと思った時は相談機関を利用すると良いかもしれません。暴力行為や自傷行為を繰り返すようなときは家族だけで支えていこうと思っていても限界があります。


どうしたら良い?何ができるの?迷ったら支援の力を借りる

どうしたら良い?何ができるの?迷ったときが支援の力を借りましょう。親だけで背負い込むと無意識に子供にプレッシャーをかけてしまうからです。

 

周りの力を借りることで子供の心をほぐし糸口を探っていきましょう。不登校で病院(精神科)を受診することは親にとっても勇気がいるし抵抗があります。子供が、「自分は病気じゃないから病院には行きたくない」と言いだすかもしれません。だけど今のままわでは何も変わりません。相談や受診が遅れても大きな変化はありませんが偏見だけで支援の手を借りなかったらいつまで経っても子供の辛さを理解したり和らげることはできなくなります。

 

  • 不登校支援センター 本部 〒460-0008愛知県名古屋市中区栄1-7-25サンミソノビル10階
  • 東京支部 〒101-0047東京都千代田区内神田1-4-5レイアード大手町ビルB1階
  • 大阪支部 〒541-0045大阪府大阪市中央区道修町2-1-10T.M.B道修町ビル3階
  • 名古屋支部 〒453-0015愛知県名古屋市中村区椿町16-4しらさぎビル3階
  • 福岡支部 〒812-0013福岡県福岡市博多区博多駅東2-5-1アーバンネット博多ビル4階
  • 札幌支部 〒060-0907札幌市東区北7条東3丁目15-30SAKURA-N7 2階
  • 仙台支部 〒980-0021宮城県仙台市青葉区中央1-2-3仙台マークワン19階
  • 広島支部 〒730-0022広島県広島市中区銀山町3-1ひろしまハイビル21 16階
  • 沖縄支部 〒900-0014沖縄県那覇市松尾1-10-24ホークシティ那覇ビル 4階

スクールカウンセラーや担任で解決しない場合

子供

息子が通う高校(公立)でスールカウンセラーの案内が届きました。毎月1回時間は、2時間程度。生徒数は800人ほどです。不登校の子も利用しているようですし親・子それぞれ相談される方もおられるようです。スクールカウンセラーの方もいろいろな方がおられます。カウンセラーに期待していたので初対面で的はずれなことをいわれガッカリしたこともあります。スクールカウンセラーは、一方的に悩みを相談して解決の糸口を探る場合と雑談をしながら自分の内面と向き合えることもあります。

 

親身になって聞いてくれる聞き上手なカウンセラーだと、一方的に話したいことを話し対処法やヒントが見つかったこともあります。話すことで自分がスッキリしているのでカウンセラーの方の意見にも耳を傾けられるのかもしれませ。人柄にもよりますが。「お母さんが話して楽になるならなんでもお聞きします」という方だったので良かったです。

 

学校に知らせたくないデリケートな内容や内緒にしたいことは、秘密にしてくれます。カウンセラーは学校と独立した立場なので守秘義務を守らなければいけないからです。しかし同時に担任や他の先生とも情報共有しなければいけないので内容が筒抜けになりトラブルになることもあります。

 

私は、担任のM・K先生と折り合いが合わずにカウンセラーに相談した内容を他の保護者がいる懇談会で暴露されたことがあります。何も考えていないようなオバサン先生だったのでM・K先生には裏切られた気持ちがしたし恨みすら残っています。

 

発達障害や睡眠不足など専門医の受診をすすめられることもあります。初対面のカウンセラーには相談しにくい内容もありまますが一度行ってみて合わなかったらやめることもできます。

 

小学校や中学校は、義務教育です。他の子と同じように登校し授業に参加し勉強をしながら集団生活を送るのが理想です。学校では苦手教科があっても同性や異性の友達と過ごし楽しくかけがえのない学校生活を送るのが理想です。ただ不登校の子にとっては、苦痛だから学校に行かないのです。

 

文部科学省の調査では、発達障害児童は全体の6.3%だそうです。発達障害や学習障害の子でも通常学級に籍を置きながら子供の個性や能力にあわせて支援する教育が一般的です。不登校(登校拒否)の児童は、適応指導教室(てきおうしどうきょうしつ)が設置されており。元の学級・学校に籍を置いたまま適応指導教室・相談学級に入るため在籍する小学校・中学校での出席扱いとなります。(地域によっては違う場合も)
医師や臨床心理士に相談したり学習・遊びや集団活動を学べるフリースクールのような教室があります。環境が変わると心理的負担が少なく登校への道筋をつけやすいといわれています。子供にあった対処法が見つかるといいですね。

私が 参考にしたのは、→ 「伊藤幸弘 不登校解決 講演会動画」