フリースクールで居場所を作る

授業の遅れは、取り戻せる

社会の多様化・情報過多で子どもが迷う時代

小学生に比べて中学生の不登校は、急増します。思春期は、心身ともに成長すると同時にコンプレックスを抱きやすい時期です。自分の容姿が気になって仕方がない醜貌恐怖(しゅうぼうきょうふ)や自分の口臭や体臭が周りから臭いと思われいるのではないかと悩む自臭症(じしゅうしょう)・自己臭恐怖症(じこしゅうきょうふしょう)、痩せているのに体重を落としたい、痩せたいとダイエットに走る思春期やせ症・過食や過食嘔吐を繰り返す摂食障害これらは思春期の心の揺れが影響して発症します。

 

将来の漠然とした不安や心配で悩みを抱え込み、進路・先輩やクラスメートの間で、情報過多だからこそ混乱し迷いが生じます。

 

 

私たち親世代(30代40代)は、学歴社会で、良い小学校良い中学校良い高校良い大学へ進み良い就職先に就くのが人生の成功者という考え方でしたので基本的に学校に行かないと言う選択肢は、ありません。

 

しかし現在の子供たちは、勉強を頑張っても将来が約束されているわけではなく昔のように良い学校を出ても良い仕事に就ける保障もなく、大学を卒業しても就職できない若者ばかりです。就職できても昔のように終身雇用では無いのでいつ首を切られても仕方ない状況が続きます。親世代を見て子ども世代は、やりたいことや生きる意味が見つけられずにいます。選択肢も情報も多様化している現代迷いが生じやすい世の中なのです

 

私が 参考にしたのは、→ 「伊藤幸弘 不登校解決 講演会動画」

フリースクールで居場所を作る

日本でのフリースクールの役割は、不登校の子供が通う非学校的な施設という位置づけです。小学校中学校高校で友達関係や人間関係が上手く作れない子やいじめ問題など様々な子供たちが利用しています。
ただしスタッフ不足や財政難など、突然閉鎖されてしまうケースがあるのがフリースクール。

 

フリースクールでの学びは、人とのふれあい人間関係・信頼関係の回復です。中学生にとって部活や勉強より大事な学びは人とふれあいです。「学校なんか行きたくない」「先生うざい!!」「顧問嫌い」と友達どうしで文句を言いながらも学校に通学する、嫌いな人もいることを学ぶことです。保護者は、社会経験があり会社に一人や二人どうしようもなく嫌な上司や同僚がいる経験をしています。おとなは、嫌な上司がいても給料もらってるからガマンするか(笑)と考えますが、中学生は、オトナが見たら小さなな悩みを自分で抱え込んでしまう時期です。

 

嫌いなこと苦手なことがある反面、好きな異性を見つけたり部活に夢中になったり給食が楽しみだったり(笑)中学校生活を過ごしていくものです。だけどバランスが崩れてしまったら自分の居場所が作れなくなり学校に行き渋ったり不登校になってしまいます。

 

中学校に籍をおきながらサポート機関やフリースクールで人間関係が作っていくのも1つの選択肢だと思います。フリースクールで自信がつけば、復学も可能だからです。フリースクールに通った日数を学校の出席日数としてカウントしてくれる学校も多く増えてきました。学校に相談してから利用されるといいかもしれません。中学校は、義務教育なのでフリースクールの出席日数も保健室(別室)登校でも出席扱いとなることが多いものの高校は、欠席日数が多くなると授業に参加していないので単位が不足し留年や退学になる可能性もあります。ただ不登校は、人生の中で無駄な時間でも停滞している時間でもありません。日々いろいろなことを考えたり成長途中の子どもたちがいつか笑顔を取り戻せることが大切です。

 

私が 参考にしたのは、→ 「伊藤幸弘 不登校解決 講演会動画」

 


東京都のフリースクール一覧表

フリースクールって学費(費用)が結構かかるんですよね?都内では、1ヶ月4万5000円、フリースクールがどんな学校かリサーチしたい場合体験見学費で数千円。入学したら教材費さらに通学の電車代などがかかります。東京都内には、入会金 153,000円のシューレなどがありますが月会費1ヶ月四万五千円(兄弟割引あり)

 

月額費は、高いととるか安いととるかは、利用状況によっても変わってきます。週2回程度の利用なら高くつきますし実際に週2回しか運営しないフリースクールもあるので(月謝は、安いでしょうが)いずれにしても お眼鏡にかなった安いフリースクールを探すのは、至難の業。
費用の面でフリースクールに通うのが難しい場合は、適応指導教室(てきおうしどうきょうしつ)も選択肢に入れるとよいですね。市町村の教育委員会が、長期欠席を家庭の事情している不登校の小中学生を対象に、学籍のある学校とは別に、市町村の公的な施設のどこかに部屋を用意し、そこで学習の援助をしながら本籍校に復帰できることを目標に運営している教室のことです。
適応指導教室では、学習の支援のほか臨床心理士による心理面のサポート(カウンセリング)などを受けることも可能です。適応指導教室(てきおうしどうきょうしつ)に通えば高校受験の選択肢も可能です。
適応指導教室(てきおうしどうきょうしつ)は、学費は、かかりませんが給食が無いので弁当持参が原則です。

 

私が 参考にしたのは、→ 「伊藤幸弘 不登校解決 講演会動画」

神奈川県のフリースクール

神奈川のフリースクールには、NPO法人フリースペースたまりば(川崎)などが、あります。スクールカウンセラーの先生に相談されてお決めになるとよいと思います。不登校になった子に関しては・・保健室登校別室登校・・学校の特別室に行くときも友達の目線や視線が気になるなど問題があれば環境を替えてみるのも1つの方法です。教育委員会が推奨しているのは、適応指導教室(てきおうしどうきょうしつ)
無料ですし適応指導教室の出席日数を学校の出席日数にしてもらえます。フリースクールの場合、都内には、多いものの地域には、少ないのが現状。適応指導教室(てきおうしどうきょうしつ)が無料なのに対しフリースクールは、入学金や月会費などを納める必要があります。
フリースクールに通っていても未来が閉ざされたわけではありません。学校嫌いで不登校になった子どもの約8割が5年後には、進学就職で新たな人生を送っています。大事な事は、不登校(ひきこもり)の状態が何年も何年も続く人は、稀ということです。何年もひきこもりが続いた人の多くが、数年で支援や援助を終了しています。その後の人生において全日制の高校に進まなければいけない!とか正社員で働かないといけない・・とこだわる必要は無いと思うのです。アルバイトや契約社員など自分のペースで働く環境を見つけたり
性格や希望にあった仕事が見つかります。不登校だったから・・と人生に対して悲観的になる必要はありません。

 

私が 参考にしたのは、→ 「伊藤幸弘 不登校解決 講演会動画」

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