出席日数が少ない不登校!
高校受験でも専門学校、大学受験、就職試験でも出席日数が少ないと理由を聞かれます。
普通に休まずに登校した子に比べると面接では不利です。しかし出席日数が足りていても足りていなくても面接で落ちる人は落ちますし不登校でも合格する子は合格します。一般論から考えると不登校だった過去は不利にはなりますが過去は過去でしかありません。
過去にとらわれない
変えようのない過去に囚われてはいけません、
不合格になったら凹む・・次どうしよう?どうしたら良い??落ちたらまた親を困らせてしまう?など考えないことです。面接で何を聞かれる?と尋問のように構えてしまうのは「不登校の理由」を答えるのに窮するからです。
挫折経験によって得たものは何?
過去に不登校だったとしても大切なのは今です。学校に通えないのは弱い人間だからではありません。だめな人間でもありません。勉強、クラスメート、病気、周囲とのコミュニケーションなどの理由で学校に行くきっかけを失ってしまっただけなのです。
学校に通えなかったことは、人生の汚点になりません。(本人にしたら挫折でもないかもしれませんが)一般論からすると大多数が登校する学校に行かずに自宅に引きこもっていたのは、マイナスと捉えられますが大事なのは今でありこれからです。
小学校、中学校、高校と不登校でも、挫折経験で得たものもあるはず。マイナスをプラスに評価してもらうために「今」が大事。
面接官との相性が大事
面接官との相性だけなんですね。自分をアピールするっていっても不登校だったし・・
面接は緊張するから苦手という子多いんですね。特に引きこもっていると学校の面接練習にも参加していないのであがってしまうんですね。学校にかよっていた子は、毎日「人」と会っていますが引きこもっていた子は、コンビニか家族ぐらいしか顔をあわせないし家族とも必要な事以外話していないので本番に弱く足がガクガク震えたりします。
普通に学校に通っていた子と比べると場馴れしていないですし場数も踏んでいません。面接官が何を言っても内容が入ってこないというか頭が真っ白になってしまうんですね。
面接必勝テクと練習法
面接練習は、本番と同じように制服を着用して椅子などを用いて行います。家で家族を相手に練習する場合、自分の声や受け答えを録音するといいですよ♪
声が小さいとか声が低くて聞き取りにくいことに気付けるからです。自分では明るい話し方をしているつもりでも録音した声の滑舌や聞き取りにくさは、気づきにくいものです。自分が思っているよりワントーン高めの声で話すようにします。
面接で緊張しない秘訣
入室するときは、明るく元気な表情で挨拶をすることで緊張がほぐれます。面接官の質問には、必ず目を見て答えるようにします。相手の目だけをじっと見続けると緊張してしまうので(相手のネクタイや首元)に目線をうつすようにします。
面接官が話す内容にうなづくことで相手の話に関心を持っている態度で一生懸命に聞いていることが伝わります。さらにお父さんお母さん→父、母、相手の会社→貴社(きしゃ)、御社(おんしゃ)大学専門学校、貴学、貴校など基本的な言葉づかいに気をつけましょう♪
面接での受け答え(例)
新型コロナウィルス感染症についてです。最初はインフルエンザと同じような感覚でしたが、感染力や致死率が高いことに不安を覚えました。ワクチンや有効な薬に関して新聞やニュースなどに関心を持つようになり家族とも話し合う機会が増えました。
新聞に毎日目を通しましょう。しかし事件やエンタメ、政治、宗教に関するニュースを答えるのは避けたほうが無難です。志望企業に関するニュースに日頃から目を向けましょう。
地域連携のアクティブスクールだからです。通信制や夜間の学校ではなく公立高校で学びなおしたいというのが1番の理由です。学び直しをしたとき、おなじよ勉強の面白さを追求したいと思ったからです。
自分の長所は、目標を持って計画を立てたり慎重に物事をすすめる点です。最初に計画を立てて取り組むと達成感があります。反面短所と思うのは自分が想定していない問題に躓くと前に進めないことです。難問にあたったとき、自分ひとりで解決しようとせず先生や先輩に頼ることも大事だと思っています。
はい、学習と部活の割合は、半々でした。部活と夜間クラブにも参加していたので眠いと思うことも多かったです。週末に試合が入ることも多かったのですが同じバスケットボール部の仲間たちが学校の宿題をおろそかにすることはなかったのでとても影響を受けました。大変な毎日でしたが1日の時間の組み立て方を考えることで両立できたことは大きな自信につながりました。
はい、同級生だけでなく下級生や上級生に友人は大勢います。学校に通えないときに親身になって相談にのってくれた友人二人は、親友と呼べる存在です。
はい、私は中学時代バスケットボール部に所属していました。ディフェンスに当たっても崩れないフィジカルの強さでスモールフォワードとして活躍しました。休学体験を通じて貴校の教育目標である文武両道は、自分が目指すべき校風だと感じました。
自己紹介と自己PRは違う
自己紹介と自己PRは違います。自己紹介は、自分自身の紹介を簡潔に伝えることで自己PRは、自分の強みを簡潔に伝えることです。大事なことは、その職業(学校)の特徴に自分自身が合っているかをアピールすることです。自分のアピールポイントが3つ4つあっても1つか2つに絞ったほうが相手に伝わりやすいです。自慢話を披露する場ではありません。
私の得意な教科は、英語と体育です。いつかバスケットボール発祥のアメリカで本場のレベルを体感するのが夢です。短期留学をするなら英会話が必要!と思うようになってから、英語がおもしろく感じられるようになりました。苦手な教科は音楽です。聞くのは楽しいですが楽器や歌を歌うのが得意ではないので苦手科目です。
面接で落ちた時の心の立て直し方
第一志望に落ちるとメンタル崩壊します。
親の私は、出席日数が少なかったこともあり不合格は想定内でしたが、やる気を出して挑んだ子供の落ち込みはひどいものでした。1日中布団に入って泣いていました。第二希望を受けさせるまで気持ちを立て直しが大変でした。第一希望から第二希望の試験日まで2ヶ月間すぐに「はい次ガンバロウ」と切り替えられないものなんだと痛感しました。
滑り止めの滑り止め
親は、落ちることを想定していても第一希望校が不合格になると自分を全否定されたような気分で凹んでしまったようです。内心(受験費用が余分にかかる)と思いながら滑り止めの滑り止めとして4校提案しました。
「○校ダメだったら、○校。そこダメだったら○校」と一度や二度失敗しても大丈夫と言い聞かせました。仮に滑り止めの滑り止めである4校目もダメでも自分の夢に近い職業に就くこともできることを話しました。親が覚悟を決めて妥協案を提示することで切り替えができました。
1ヶ月ぐらいは、次に向かって前向きな気持ちにもならないので腫れ物に触るように・・気になるけど見て見ぬふりをしながらヤキモキしました。
メンタルもプライドも崩壊
クラスメートの進路が次々と決まり、自分だけ全落ち。ズダボロなプライド。ゲームに逃げる気持ちどうか察してください。次ガンバロ〜
面接の受け答えは原因ではない
面接官の質問にうまく答えられなかった、無言になってしまった、噛んでしまった、礼の仕方を間違えてしまった、これらの失敗が不合格の理由ではありません。面接は、オーディションと同じで会社や学校と合う「資質」「相性」を見られます。過去に不登校も落とされる理由ではありません。
出席日数が少なくて落とされるなら、学校に通えないときがあったけれど今は○○を頑張っているアピールができなかった点です。過去は消せない、失敗は失敗です。病気や怪我で学校に行けない日があったけれど今、克服しているなら逆に強みになります。
入学するため、入社するための面接ではなく、これから入学(入社)して学校や会社でやっていける子かどうかを見られています。自分が学んだことを話せるようにしておきましょう。
グループディスカッション面接
最近は、面接を3人程度のグループ面接にするケースが増えています。また3人から5人で1つのテーマに取り組むグループディスカッション(GD)で評価する会社(学校)も多くなりました。討論のテーマとグループメンバーは当日発表されます。
個人面接や集団面接と違う点
グループディスカッションは、個人面接や集団面接とは違います。面接は質問に答えることで人間性を見られます。グループディスカッションは、テーマに沿った議論をさせることでリーダーシップ、積極性、協議性、他者への配慮を見られます。仕事や学校生活では他者と協力しあい1つのテーマに取り組む場面が増えるので見られていることを意識した取り組み方が必要です。
GDのテーマは当日発表される
グループディスカッションのテーマは、当日(直前)に告げられることが多く下調べや準備する時間はありません。またグループのメンバーもその日にはじめて顔をあわせます。同じ学校の子がいてもグループを分けられます。流れは、学校名や名前と自己アピールなど自己紹介からスタートします。
最初にリーダー(司会兼発表者)、書紀(記録係)タイムキーパーを決めます。ディスカッションの狙い準備できないテーマに関して議論や仲間との共同作業(コミュニケーションスキル)を見られます。
正解が無い討論
グループディスカッションの難しいところは、正解が無いことです。だからグループによっては賛成意見、反対意見に分かれます。でもどちらが正しいではなくて、裏から見た答えと表から見た答えは異なるのが普通で討論のテーマからはずれないように、人の意見を聞き自分自身の意見を持つことが求められます。最後にグループ討論を簡潔にまとめて発表をするのですが、発表者もその日に集まったメンバーで決めます。
リーダーに立候補すると積極性(リーダーシップ)を評価されますが、うまくまとめられないのに出しゃばり暴走するとマイナスなイメージになります。議論では、ディスカッションへの参加意欲を人事担当が目を光らせばがらチェックします。
反対意見に対しての対応力
反対意見ばかり言っていないか?逆に自分の主張ばかりしていないか?反対意見に対する対応力を見抜かれます。無言で人任せになっていないか?同調ばかりしていないか?リーダーの指示に従っているか?相手の話をうなづきながら耳を傾け聞く態度、相手の意見にメモを取る、姿勢が猫背になっていないか?腕組みした威圧的な態度ではないか?日常の悪いクセや聞く態度も見られてしまう上、面接より時間が長いので討論の経験がある無しは重要です。
就活セミナーやYouTube動画でグループ討論(攻略法)を勉強しておくと良いですね。
お祈りメール(不採用通知)
お祈りメールをご存知ですか?就職試験で不採用になった場合、メールの末尾に「〜をお祈り申し上げます」「お祈り」「祈られる」「お祈りされる」は不合格(不採用)を意味の隠語です。
丁寧なテンプレート通りの文面に逆に傷つく!辛い!丁寧過ぎて逆に腹立つ!むかつく!嫌い!うざい!仕返ししたい!という声もちらほら。不採用になった理由を知りたくても健闘を一方的に祈られるっていう理不尽さ。筆記試験で不合格になったら、勉強が足りなかったのだとあきらめもつきますが、第1志望はESや学科までいったのに面説で落ちるとダメージが大きすぎ心がズタズタに折れます。
気持ちを切り替える
不合格になったところで、気持ちを切り替えてハイ次!と進めないものです。再チャレンジするときのパワーなんてみなぎってこないのが普通です。ただ、面説で落ちたのは人間性や過去の不登校が問題ではないと思いこまない限り、次には行けません。
オーディションと同じ優れた主役や脇役が見つかれば、やる気をアピールしても落とされます。でも「お祈り」されてからが、本当の勝負です。
お祈りしてんぢゃね〜〜
お祈りメール(テンプレート)
縁起悪いですが、お祈りメールのテンプレート載せておきます。笑。
この度は、弊社求人にご応募いただき、ありがとうございました。
お送りいただきました応募データにもとづき厳正に選考した結果、
誠に残念ながら貴殿のご希望に添いかねることになりました。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
略式ながら、メールにて通知申し上げます。
今後のご健勝、ご活躍を心よりお祈り申し上げます。
○○○株式会社
採用担当
この度は弊社の求人募集にエントリーしていただき誠にありがとうございます。
先日お送りいただきました応募データに基づいて選考した結果、誠に残念ながら貴殿のご希望に添いかねることになりました。
今回は、思いがけず沢山の方からご応募をいただき、弊社といたしましても大変苦慮したうえでの決定であることを申し添えます。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
略式ながら、メールにて通知申し上げます。
多数の企業の中から弊社にご応募いただきましたことに感謝するとともに、貴殿のより一層のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
株式会社○○○
採用担当
この度は、弊社求人にご応募いただき、ありがとうございます。
株式会社学研エデュケーショナル採用担当の吉永と申します。
お送りいただきました応募データにもとづき厳正に選考した結果、誠に残念ながら貴殿のご希望に添いかねることになりました。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
略式ながら、メールにて通知申し上げます。
今後のご健勝、ご活躍を心よりお祈り申し上げます。
株式会社○○○
広報宣伝課 採用担当