授業の遅れは、取り戻せる
昼夜逆転 生活リズムの乱れ から 不登校に・・
不登校児の生活面で最も多いのが、昼夜逆転の生活。昼は活動し夜は、睡眠早寝早起きの正しい生活リズムを送っていないと夜遅くまでテレビを見ていたり昼間は、ごろごろしている・・朝起きれない頭が痛いなどの不調が出てきます。小学校の子供の場合夏休みに早起きをさせておかないと2学期の生活リズムについていけません。また夏休みに早寝早起きをしていた子供は、2学期の成績も上昇する傾向です。小学生の不登校の場合昼夜逆転の生活リズムを改善しただけで不登校がなおったケースがあります。
朝しっかりご飯を作り 食事を食べさせる当たり前のことですが、生活が乱れると心がふさぎます。
娘が不登校になったのは、夏休みが過ぎてから・・今考えてみると生活リズムが昼夜逆転になっていました。疲れるから眠くなる・夜になって眠るから体内時計が正常にコントロールするようになります。しかし体内時計の周期は24時間以上より長く毎朝強い光を1時間以上浴びないと寝付きが1時間ずつ遅れていくそうです。体内時計の乱れは、昼夜逆転の原因になります
食事 | 朝食が夜の睡眠を作ります。夕食を食べ過ぎないようにします。夕食を食べ過ぎると睡眠の質が悪くなり中間覚性が増加し肥満の原因にもつながります |
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温度 | 夏休みあけは不登校になりやすい季節。真夏は、寝る2時間前に部屋全体を冷やしておきます。就寝後3時間でクーラーをとめておくとカラダが冷えすぎず目覚めが良くなります。アイスノンなども活用します。冬は、電気毛布やあんか湯たんぽであたためておきます。布団乾燥機もおすすめ。靴下は放熱できないので使わないほうが良いですがレッグウォーマーはOK。就寝前の足湯もおすすめ。 |
音楽 | お気に入りの音楽を聞きます。イヤホンは耳に良くないので使わないほうが良い |
カフェイン | カフェインは興奮作用が4時間以上続きます。コーヒー紅茶ココアチョコレートコーラー栄養ドリンクエナジードリンクは午前中か午後3時くらいまでに。 |
睡眠薬 | 効き目が弱い睡眠薬は中途半端に覚醒します効用時間が長い睡眠薬は、朝以降も日中の活動が低下します。 |
生活リズムの乱れを改善 昼夜逆転と不登校
不登校の子をお持ちの親さんと話していると、昼夜逆転の生活生活リズムの乱れが原因と思われる子が多くいます。ふつうは、太陽と共に朝おきて昼間に活動をし、夜寝る生活を送る人が、ほとんどですが生活リズムは、一朝一夕すぐに治せません。
知恵袋には、1日中ガンバって起きて生活リズムを立て直す方法が紹介されていますが、急激にリズムを変えるのは、心身共に負担が大きいです。少しずつ変更した方が、身体に無理がありません。
私自身も夜型人間で夜になるにつれて元気になるしやる気が起き活動的になりますが、早寝早起きは、本当に大事だと実感します。
親の私が、夜型人間だったので最初は、気にもとめなかったのですが、昼夜逆転の生活リズムに慣れると夜眠ることができなくなります。睡眠障害みたいな状態で疲れているのに眠れないのです。
私の場合自分も睡眠障害だったのかな??と思うことがあります。眠れないからゲームやインターネットテレビDVDなどで脳を活性化させてしまう・・でもそれは、逆効果でした。朝は、いったん起きますが午前中は、本当からだがきつかったです。親がこんなふうだったから子どもの生活リズムをなおすのは容易ではありませんでした。もし夜眠れないと子どもが、訴えたら「目を閉じてじっとしているだけでもいいんだよ。」と話してみてください。
小さい子どもの頃のように眠る前にあたためた牛乳(牛乳に蜂蜜を入れると良い)を飲ませます。ポイントは、寝る直前では、無く牛乳を飲んでから1時間半くらいすると熟睡できます。最初は、眉つばものですが、一度自分なりにリラックスできる方法を見つけると少しずつ生活リズムが改善できます。
人間の体内時計は、25時間
生まれつき備わっている人間の体内時計は、24時間ではなく24時間10分とか25時間に設定されているという説があります。体内時計は、サーカディアンリズム(概日リズム)といわれており真っ暗な洞窟の中で調査をすると少しずつ少しずつ体内時計が狂ってくるのだそうです。体内時計→サーカディアンリズム(概日リズム)が狂うと夜型が当たり前になってきます。夜型生活を正常に戻していかないと夜間頻尿やうつ・肥満・苛々してキレやすくなる・怒りっぽくなる・人と会うのが怖くなる・自律神経に不調を及ぼすなど日常生活に影響がでます。鬱病や不登校の危険因子になりやすいのです。
体内時計を正常にリセットするには、朝の光や朝食などが有効です。